『オッペンハイマー』がついに日本で初公開、さまざまな反応と感動を呼び起こす
記事抜粋
- アメリカ人科学者が発明した核兵器によって79年前に2つの都市が壊滅した。
その当事国である日本で映画「オッペンハイマー」がついにプレミア上映された。
当然ながら、日本の映画ファンの反応は複雑で、非常に感情的だった。 - 「オッペンハイマー」は、広島と長崎に原爆が投下され、約10万人が一瞬にして灰となり、
その後数日間で数千人(主に民間人)が死亡したとき、地上で何が起こったのかを直接描写しているわけではない。 - この映画は、オッペンハイマーという人物と彼の内面の葛藤に焦点を当てている。
- 「広島の観点から見ると、核兵器の恐ろしさが十分に描かれていない」
「この映画は、原爆が米国人の命を救うために使われたという結論を正当化する形で作られた」
と日本のメディアは報道した。 - 反戦映画を期待していた人はがっかりするかもしれない。
しかし、オッペンハイマーの物語をハリウッドの大作で描くことは、
核兵器の正当化が米国民の感情を支配していた数十年前には考えられなかったことだと前島氏は語った。
Oppenheimer has just been released in Japan – so what do people in Hiroshima think? https://t.co/b3rpTrapK1
— BBC News (World) (@BBCWorld) March 29, 2024
- オッペンハイマーは日本で公開されたばかりですが、広島の人はどう思いますか?
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この記事への海外の反応
- 名無しの外国人@ざぱとす
『ゴジラ-1.0』では日本の戦争努力を100パーセント英雄的に描いているわけではない。
核兵器使用の恐ろしさと日本の軍国主義政府が国民に強制した恐ろしさを比べてみれば、
『オッペンハイマー』に似通っている部分があると思う。
- 名無しの外国人@ざぱとす
原爆は、日本人の命を救う前に、まずアメリカ人の命を救うために作られた
この爆弾のおかげで逆説的に多くの人々の命が救われた。
- 名無しの外国人@ざぱとす
国際刑事裁判所(ICC)は「戦争犯罪」の定義について管轄権を有しているけど、
今の所、核兵器の使用は戦争犯罪に含まれていないんだよね。
- 名無しの外国人@ざぱとす
確かにこの映画はアメリカの視点から作られているね。
映画の最後に政治的なシーンが長々と続くのにはうんざりした。
- 名無しの外国人@ざぱとす
真珠湾攻撃についても同じ様な感じなんじゃないか。
- 名無しの外国人@ざぱとす
⬆️確かにひどい攻撃だったが、2つの核兵器を落とすほどではなかったと思う。
- 名無しの外国人@ざぱとす
⬆️数千人の兵士が死んだのが真珠湾、数十万人の民間人が死んだのが原爆なんだけど。
- 名無しの外国人@ざぱとす
まあ、多分日本ではヒットしないんじゃないの?気分悪いと思うよ
- 名無しの外国人@ざぱとす
真珠湾のことがあるからね。彼らはナチスの側につくべきではなかった
- 名無しの外国人@ざぱとす
たとえ原爆が投下されなかったとしても、1945年12月31日以前は確実に、
そして1945年11月1日以前はおそらくほとんどの確率で日本は降伏していたであろうという記事があるよ
- 名無しの外国人@ざぱとす
真珠湾のアリゾナ記念館で日本人観光客を見たときに感じるのとほぼ同じ感覚を覚えるね。
- 名無しの外国人@ざぱとす
歴史は勝者の正義以外の何物でもない。
- 名無しの外国人@ざぱとす
原爆が投下された理由を知ろうとしてくれる日本人を称賛するね。
当時、和解するのは難しいことで、戦争を止めるにはあの爆弾が必要だった。
- 名無しの外国人@ざぱとす
この映画を見ようとする人は、感情を受け入れる準備ができていたんだと思う。
アメリカの視点から戦争を見る準備ができていない限り、この映画を見るべきじゃない。
- 名無しの外国人@ざぱとす
ホワイトハウスの文書には、トルーマン大統領が戦争がどれほど壊滅的なものになるかを知っていたこと、
そして、できるだけ早く戦争を終わらせるためにあらゆる手段を講じることができなかったこと、
真珠湾の件もありアメリカ兵の母親の目を見て説明したくないと思っていたことが記されてる。
- 名無しの外国人@ざぱとす
戦争をする能力は、他国の援助や保護なしに戦争を遂行する能力に基づくべきだ。日本は能力を見誤った。
- 名無しの外国人@ざぱとす
なぜ爆弾は軍事目標ではなく民間人に投下されたのか?それは戦争犯罪だと思う。
- 名無しの外国人@ざぱとす
全くもって、戦争が理解できていない。戦争とは勝つことであり、自国への被害を最小限にすること。
原爆は多くのアメリカ人の命を救ったのは間違いない。戦争を終わらせて命を守ることが目的の一つだった。
これは逆の立場だと理解できない人もいるだろうな。
- 名無しの外国人@ざぱとす
2つ疑問があるよ。
1) 日本政府はなぜ、無条件降伏ではなく、もっと良い条件で、もっと早く戦争を終わらせようとしなかったのか。
2) 戦争を終わらせるために2発もの原爆が必要だったのか、米国の力の誇示が必要だったのか。
- 名無しの外国人@ざぱとす
原爆を落とす前に日本はすでに戦争に負けが確実な状態、
日本が決して降伏しなかったという物語は単なるサイドストーリーに過ぎないと思う。
- 名無しの外国人@ざぱとす
広島には何度も行った。彼らは後戻りするのではなく、前を向いているよ。
世界平和と核廃絶が彼らの心の拠り所だ。
管理人から一言
ドミー
もし私が、アメリカ人なら原爆の使用を正当化しようとすると思います。
自国の軍事拠点が完膚なきまでに破壊され、次は本土決戦という
危機感がある中、早く戦争を終わらせる、アメリカ兵の戦死者を一人でも少なくする。
そういった意味では命を救った爆弾と言っているのもわかります。
歴史というものは勝者が都合のいい様に書き記してきたものである
という話もあります。いつの間にか核兵器の使用は正しかったという
勝者側からの視点で紡がれていくのがセオリーなんですが
今回の映画の様に、アメリカにも歩み寄りが見え始めていると思います。
大勢の民間人が犠牲になった核兵器を肯定はしません。
でも、ある意味核兵器が戦後80年の平和を作っているのも事実。
平和の実現や、核廃絶へのきっかけ、議論のテーマになる映画だとは思いますので
日本人として私たちは核兵器の悲惨さ平和を願う気持ちを
を伝え続けていかなくてはなりませんね。
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この手の映画は本人は苦悩した的に事実を歪曲したり美化したりするからなぁ
まあ原爆落とした国の人として、妥当な反応かなと思う
一方でアメリカ在住(カリフォルニア州)の日本人が
インタビューしたらイラク戦争の敗北とバイデン政権の
不満からか、オッペンハイマーは日本人へのメッセージや
反核反戦ではなく、赤狩りを悲劇的に描いているのが
ハリウッドのプロパガンダだと捉えるアメリカ人が居て、
ああやっぱり向こうは全然違う見方をしていると思った